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もう、龍哉さんのところには居れないな…
ポロポロと涙が溢れる
公園を見つけたので公園に入りベンチに座った
「…暑い」
辺りは暗くなっているがまだ蒸し暑い
携帯はマンションに置いてきた
連絡手段がない…
怠い
ベンチに横になり目を閉じた
すると向こうから笑い声が聞こえた
「お?…誰かいるのか?」
「何だよ男かよ〜…」
と二人組の酔っぱらいが来た
「ん?でも顔綺麗だぜ?」
「おー、マジだ…お兄ちゃん何してるの?」
「…」
「荷物あるってことは?家出かな?」
「ん?泣いてたの?…すっげぇ可愛いじゃん!」
「俺、この子ならイケるわ!」
「マジかよ…男だぜ?」
「男でもかなり気持ちいらしいぜ?」
あー、このパターンはヤバイ
逃げなきゃ
「おっと…逃さないけど?」
「やだ…」
「『やだ』だって〜!本当に君可愛いね?」
「お兄さんたちが慰めてあげる〜」
「うんと気持ちよくしてあげるから…大人しくしてね?」
と首や腰・腹を触られてゾワゾワっと鳥肌が立つ
「肌白いね?えっろい…」
「やめてくださいっ!」
「君が悪いんよ?泣いた目で見つめてくるから」
「嫌だってば!」
バシッと男の顔を平手打ちした
「ってぇな!うっ!」
反撃される前に続けて殴る
俺は荷物を持って逃げ出した
公園から走って目的もなく走り続けた
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