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「蓮くんなんで朝からお風呂はいってたの?」
と蛍さんに問われてどう答えたらいいのかと困る
「えっと…寝汗をかいたので…」
「そっか、」
ソファーまで移動しようと思ったら腰がズキンッと響いた
「っ!」
俺は腰を曲げ、摩った
「?蓮くん大丈夫?」
とふわっと抱っこされる
「腰痛いの?」
幸介さんも心配する
「…はい」
俺は恥ずかしくて下を向く
「あー、そう言うことか…」
幸助さんはなんとなくわかったようで俺の腰をさすってくれた
「ん?なんか蓮くん目赤くない?」
と蛍さんが俺の顔を覗き込んで言った
「本当だ…泣いたの?」
「…はい」
「そんなに寂しいのか…早く若帰って来るといいね?」
と優しく蛍さんが声をかけてくれた
「はい」
俺は蛍さんの首に腕を回しトントンとリズムよく背中をさすられるので眠くなる
「んぅ…」
「ん?眠くなった?蓮くん」
「ん…」
「じゃあ、寝ようか…」
寝室まで運んでくれる
「蛍、いつの間に蓮君とそんなに仲良くなったんだよ?」
「いいだろ?…信頼関係はもうバッチリだからな」
「いいなー、俺ももう少し仲良くなりたいなー」
なんて会話が聞こえたが眠くてそれどころじゃなかった
「じゃあ、蓮くん俺たちリビングにいるから起きたらおいでね?」
と蛍さんが声をかけた
が、俺は寝ぼけていたのだろうか…
蛍さんの首に回していた腕を外すことなく蛍さんをベッドに引きずり込んだ
「えっ?…蓮くん?何やってんの?」
「蛍さんも一緒…寝るの…」
「えぇ?……若に怒られちゃうよ…」
「だめ…ですか?」
「っ!…ズルイよ蓮くんっ…一緒に寝るならソファーで寝よう?」
「…ん」
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