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もぐもぐ…
「蓮くーん?ちゃんと噛んで食べるのはいいんだけど、もぐもぐしてるだけでほとんど減ってないんだけど?」
蛍さんは苦笑いしながらそう言った
「ゴクンッ…この量はちゃんと食べます」
「そう?なら良いんだけど…流石にもぐもぐが長くてもうお腹いっぱいなのかと思ったぁ」
「それちゃんと食べれたら、…この限定プリン、食べて良いからねー」
とプリンをすっと目の前に出した
「蛍、それ子どもに対してするやつだろ?蓮君はそんなのに引っかかるわけないでしょ?…」
…美味しそう
食べてみたいかも…
俺は目を輝かせ、プリンを見つめた
「うわっ…マジかよ、蓮君表情変わらないけど、すごくキラキラした目でプリンを見つめてる」
「蓮くんはプリン好きだもんねー?」
と蛍さんは首を傾け俺に同意を求めた
好き?…
でも、甘いのは好きかも…
じゃあプリンは甘いから…プリンも好きなのかな?
「はい…好きです」
と俺は蛍さんを見上げた
「っ!…かわいい!…じゃなくて、プリン食べたかったらまずはそれを食べきってからにしようね?」
「はい」
俺はプリンのためにたくさんもぐもぐした
「蓮くんえらいねー!ちゃんと食べきったね!」
「…はい」
褒められて少し胸のあたりがほっこりとする
「はい、約束のプリンだよ」
と蛍さんは俺の目の前に再びプリンを出した
そのプリンは俺が美味しくいただきました
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