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海堂 蛍side
蓮くんが消えた
蓮くんは若が帰って来たと思い玄関へと向かったはずだ
その後について行ったら消えていた
俺は慌てて若に連絡をして、その後も幸助と家中を探した
「居ないっ」
「やっぱり、外じゃないか?」
俺と幸助は外に出て蓮くんが行きそうな場所を探る
それでも居ない…
もしかしたら拐われた可能性も考えられる
蓮くんのGPSを発動させるが蓮くんはその時携帯電話を持って居なかったため、使えない
「クソッ!」
苛立つ、早く助けないと…
「蛍、落ち着け!もう一つある」
「はぁ?!何言ってんだよっ」
「蓮くんのピアスに実はGPSが付けられてるんだ…何かあった時に駆けつけられるように」
「それを早く言えよっ!今蓮くんはどこに居る?!」
「ここから数キロ離れたところに居るみたいだ」
「急ぐぞ!」
頼む、蓮くんに何もありませんように
途中で若と合流し、ある倉庫に着いた
「ここだっ」
中から声が聞こえた
勢いよく扉を壊し中に入る
「蓮くん!」
「蓮っ!!」
そこにはぐったりと横になる蓮くんと下半身をモロ出しの男らが何人かいた
よく見ると蓮くんは脱がされていて腕は縛られ、目隠しもされてあり地面には白い液体と嘔吐物
頬が少し腫れていたので殴られたらしい
ブチッ
「お前らっ!!何をした!」
蓮くんに触れているやつをまず最初になぐり飛ばす
俺に続いて応援に呼んだやつらも殴り抑えつける
その間に蓮くんは若に任せた
「おいっ!誰だ、主犯格は!!」
「俺じゃねぇっ!!…ショウだ!」
「ショウ?」
「さっきまでここに居たんだよ!黒兎を連れて来たのもアイツだよっ…頼むっ!見逃してくれっ!」
「見逃すわけねぇだろ?…相澤組に手を出すとはいい度胸じゃねぇかっ!」
「相澤組っ!?…まさか、そんなつもりじゃ…」
とみるみる顔を青くするやつの顔がムカつき足で顔を踏み潰してやった
グシャ
「ギャーー!!!」
「ひぃい!」
「やめろっ!蛍っ!」
「うるせぇ!!…お前ら行きて帰れるなんて思うなよ?」
「「「「ひぃぃい!!!」」」」
蓮くんを犯した奴らと犯そうとした奴ら全員管理所に運んでもらった
後はショウって奴のみだ…
絶対に許せねぇっ!絶対に捕まえてやる…
海堂 蛍side終わり
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