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授業を終了とする4度目チャイムがなり昼休みになったのだと気づく
すると保健室の扉を開けようとする音がなった
ガッ
「なんだよ…空いてねぇのかよ」
内鍵をかけていた為扉は開かない
「仕方ねぇ…」
生徒は帰ったみたいだ
ホッとして蛍さんを見る
蛍さんは俺の頭を撫で「お昼にしよっか」
と言った
昼ごはんを食べてると
ガチャッと音がなり扉が開いた
「あ…」
声の主が外から鍵で開けたみたいだ
そして、その声の主は佐々木翔太だった
佐々木はすぐに廊下を走り去って行った
「あ"っ!待て!!」
蛍さんも佐々木を追って行ってしまった
俺…どうしよう
とりあえず保健室鍵かけよう
扉に近づくと近藤先輩と一ノ瀬が居た
「あ、蓮!…お前来てたのかよ」
「今日もてっきり休みかと思ったー」
あー、どうしよう
保健室の扉を閉めようとすると2人は慌てて入って来た
「ちょっ!なに閉めようとしてんのっ!」
結局2人は保健室に来て俺はその後に鍵を掛けた
「で、何で蓮はココにいるわけ?」
「まさか…いじめにでもあってんの?」
違う
と即答したいところだが声が出ない
蛍さんも帰ってこないしご飯食べる気も失せた
プイッと顔を背けベッドに行った
「ちょ、シカトかよ」
「蓮くん?機嫌悪いの?」
早く蛍さん帰ってこないかな…
ベッドでタオルケットにくるまり横になった
「蓮くん本当にどうしたの?何で黙ってんの?」
「おい、蓮っ!」
グイッと腕を掴まれ
それに驚き思わず手を叩いてしまった
パシッ!
あ…
「蓮…くん?」
一ノ瀬が俺の顔を覗き込む
(ごめんなさい)
「ん?何?聞こえない」
俺は喉を抑えて口をパクパクさせた
「蓮…もしかして声…出ないのか?」
コクコクと頷く
「もしかして、休んでたのってそれが原因?」
休んだきっかけは違うけど、まぁ結果的にそうなってる
「声が出ないから教室での授業も支障が出るってことか…」
「そうだ、蓮くんご飯食べた?」
食べようとして佐々木が来たから食べてない
蛍さんが居ないから食べる気がよりない
頷いて食べたことにした
「そっか、俺たちここで食べてってもいい?」
別に構わない
「蓮とずっと顔合わせてなかったからな…声は出ないけど体調はいいみたいだし別にいいよな?」
と2人はご飯を食べ始めた
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