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朝の件から、お昼になっても先輩とついでに一ノ瀬も来なかった
そして放課後になり、帰ろうと保健室を出た
廊下を歩いてるとクラスメイトの何人かが居た
「っ!…黒兎だ」
「黒咲が黒兎って噂、本当だったんだな」
「しんじらんねぇーけど、本当らしいからな」
と声が聞こえた
あー、バレたのか…
まあ、別に関係ない
もう喧嘩しないし
「無表情だけどかわいい顔してんのにな」
「本当それ、男にしては色気ありすぎ」
「あんな顔で強いとか…ファンクラブは確実にできるな」
チラッとそちらを見る
『ひぃい!』
「き、聞こえてたかな?」
「ヤバい殺されるっ」
と、ヒソヒソと言ってるみたいだが、俺は気にせず歩き続けた
「蓮くん良かったの?俺が何か言っておこうか?」
と蛍さんは気にしてくれてるようだったが、バレたのに弁解する必要もないし、俺は首を振ってまた歩き出した
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