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「蓮…昼飯作ったけど食べるか?」
と、やさしい龍哉さんの声が聞こえた
「ん〜…」
目を開けると龍哉さんに抱っこされていた
「いやら…たべたくない…ねむい」
龍哉さんの胸に頭をぐりぐりと押し付けた
「そうか、ソファー綺麗にしたからソファーで寝てろ」
タオルケットとぬいぐるみを持ってきてもらい
ソファーで眠った
するとピンポーンとインターホンが鳴った
「ヤッホー、蓮くん具合どう?」
と京介さんがやって来た
「あれ?蓮くん寝てるの?」
「あぁ、今眠いみたいだから寝かせてやれ」
「あー、そうなの…じゃ、傷の手当てと診察するからいい?」
「構わないが、起こすなよ?」
「OK」
「スゥ…スゥ…」
「がっつり寝てるね…可愛いな〜」
「いいから、さっさとやれよ」
「ハイハイ…わかりましたよー」
腕の包帯を取られ傷の具合を見られる
「うん…傷口も開いてないし、大丈夫だね…次は足っと」
綺麗な包帯で巻き直され、足の方を見てもらった
「足の方は…あー、傷口開いたのかな?…少し血が出てる」
「何?…大丈夫か?」
「このくらいならガーゼあれば大丈夫」
「んん〜…」
「蓮くんごめんね…少し染みるよ?」
消毒をかけられ、ピリッとした痛みが走った
「んあっ」
びっくりして眼が覚めた
「あー、起きちゃった?」
「なんで?京介さん?」
「蓮くんの怪我の手当てしに来たんだよ…ってか、声出るようになったんだね…」
「…」
まだボーッとする
うさぎのぬいぐるみに顔を押し付ける
まだ眠い…
「はい、治療終わり」
「ありがとうございます」
そのままタオルケットを頭まで被りしばらく寝た
「蓮くん相当眠そうだね…寝てなかったの?」
「いや、寝たが…眠いんだろうな…」
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