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外に出ると黒いスーツを着ている人たちがチラチラと居て
思わず如月さんの背中に引っ付いた
「ふふ、蓮くん大丈夫だよ」
と小さくそう言った
無事に店に着き、裏から入った
休憩所のパイプイスに座り開店準備が終わるまで待つ
熱い…
また熱でも上がったのだろうか…
目を閉じて如月さんが来るのを待った
「蓮くん、準備終わったよ…そういえばさっき薬飲んでなかったよね…って、蓮くんっまた熱上がっちゃった?」
如月さんがこちらに来て薬を出してくれた
「ありがとうございます」
「パイプイスなんかじゃなくてソファあるんだからそこに寝てな」
「はい」
横になると如月さんはにこっと笑いお店の方へと出た
「相澤の若頭が夢中になるのもわかるな…そろそろ来る頃か…」
と如月さんが独り言を言ったのは聞こえなかった
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