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目を覚ますと俺はソファではなく、ベッドの上で寝ていた
運んでもらったのだろうか…
横を向くと相澤さんも寝ていた
俺のベッドじゃないからと俺はベッドから降り、リビングのソファに移った
外は暗くて深夜だということがわかった
「蓮?…喉乾いたのか?」
「相澤さん…いや、相澤さんのベッドだから俺はソファで寝る」
「…蓮、俺と一緒だと寝づらいか?」
「いや、どっちかっていうと自分でも驚くぐらい熟睡できる…人と寝るなんてありえないのに…」
「そうか、なら一緒に寝ればいい」
「そういうことじゃないでしょ、相澤さんのベッドなら相澤さんが寝ればいい」
「蓮と俺は一緒のベッドで寝てた…だから、蓮が嫌でなければ一緒に寝ればいいだろ」
「…」
「ほら、寝るぞ?」
「ん、」
手招きされ、そのままベッドに戻り横になる
そのまま相澤さんは俺を抱きしめてそのまま眠った
何で俺は相澤さんの行動でいちいち心臓をうるさくしなければならないのだろうか…これは一体何なんだ?
ズキンッと頭に痛みが走った
「っ!…」
何か思い出しそうになったが頭が痛くてそれ以上考えるのはやめようとした
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