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今までの家は2LDKだったが、新しい家は3LDKとなっており、より広く部屋数も多かった
既に昨日の持って来ておいた家具は龍哉さんの指示によって配置されており、初めて来る場所のはずなのにすぐに生活できる状態になっていた
「蓮…こっちの部屋が俺たちの寝室だ、そして、こっちが俺の書斎だ」
「…はい」
「お前らありがとな…もう帰っていいぞ」
と部下の人に命令を下し部下の人たちは帰っていった
新しい空間に少し目が慣れないが不安ではない
「蓮くん新しいお家気に入った?」
と京介さんが話しかけて来た
「…まぁ、立派な家だと思います」
「なら良かった…この家俺が探し出したからさ。」
とニコニコして俺の頭をポンポンと撫でた
「そうだったんだ…」
「うん、…あ、二人とも朝ごはん食べてないよね…ご飯にしよう」
「あー、確かに朝食ってなかったな…蓮何食べたい?」
「…甘いのが…いい」
「甘いのか…フレンチトーストでいいかな…」
「うん」
京介さんが早速新しいキッチンに立って作ってくれる
龍哉さんはコーヒーを淹れ始めた
俺は…何もすることなくソファにちょこんと座った
「蓮こっちに座ってろ」
と言われたのでテーブルの方の椅子に座りなおした
するとすぐにフレンチトーストが出来上がり
俺の前に置かれた
「蓮くん甘いの好きなの?」
「…好き」
と京介さんを見上げる
「グハッ!…か、かわいいっ…ど、どうぞ召し上がれ」
気づけば龍哉さんの分までできてあり、みんなで食べ始めた
ひとくち口に入れると甘さが広がりトロトロふわふわしていた
「美味しい」
「っ!…ああ!作って良かった!!」
と京介さんはひとり感激していた
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