アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
374
-
「蓮!」
遠くの方から龍哉さんの声が聞こえた
「龍哉さん」
「大丈夫か?…怪我はしてないな、何があった?」
龍哉さんは俺に近寄ると俺の肩を掴みそう言った
「そんなに質問責めにしないでよ〜」
後ろからへらりと如月さんの声がした
「お前は…」
「やっほー…相澤さん久しぶりだね」
「なんでお前がここにいるんだよ」
「蓮くんに会ってた」
「はぁ?」
「蓮くん、そこら辺の不良に絡まれてて困っていたから助けてあげたの、そして、ついでにお茶してた」
「本当か、蓮?」
如月さんを見るとしらっとした顔で俺を見た
「…はい、龍哉さん達から喧嘩するなって言われたので手は出してません」
「そうか、如月には迷惑をかけたな」
如月さんの嘘にのってしまった…
でも、そうするしかないからしょうがない
「いいよ、別に…保護者も来たところだし、気をつけて帰ってね」
如月さんはまた作り笑いで俺たちを見送った
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
374 / 443