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「んー…腰痛い…」
俺は昨日龍哉さんを自分から誘い龍哉さんに火をつけた
おかげで手加減なんてものはしてもらえず腰が悲鳴をあげていた
「蓮、大丈夫か?…水飲めそうか?」
龍哉さんは水を部屋に持って来てくれた
とことん俺を甘やかしてくれる俺の大好きな人…
『俺を好きになるよ』
「っ…」
今、思い出したくないものを思い出した
如月さん、何を考えてるのだろう…
「蓮?」
「あ、ありがとうございます」
あの人、俺に何がしたいんだろう…
気付けばあの人のことばかり考えていた
バイト先へと向かうといつも先に居た如月さんの姿が無かった
「あれ?…」
今日は来ない日なのかな?
『1週間以内に俺を好きなるよ』
諦めたのかな?
如月さんが居るとペースが乱されて自分で居られない感覚があるが、落ち着くようにはなってきている
如月さんが居ないと…なんか、物足りないというか、つまらない気分になった
お店は相変わらずゆったりとしたレトロな音楽が流れていた
店の制服に着替え、店の手伝いをしながら、何故かいつ如月さんは来るのだろうかと来るのを待っていた
結局如月さんは俺が上る時間になっても店には来なかった
…何で来ないんだろう
なんか…寂しいな
「お疲れ様でした」
と、店長に声をかけ店を出た
帰り道、如月さんの事ばかり考えては溜息をついた
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