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目を覚ますと俺はベッドの上で寝ていた
如月さんは俺の頭を撫でながらベッドの端の方に座り優しく笑い「おはよう」と言った
何で、寝てるんだ?
寝る前までの記憶が曖昧で何故俺は寝ていたのかわからなかった
「蓮くん、そろそろ帰らなきゃね?」
時計を見るとバイトの時間が終わっていた
「はい…」
如月さんと奥の部屋を出て如月さんを玄関まで見送る
「じゃあね、蓮くん」
そう言って如月さんは俺のおでこにキスを落とし去っていった
俺は顔が熱くなるのを感じ今顔が赤いのだと何となく察した
俺は如月さんの後ろ姿が見えなくなるまで見続け、ふわふわした気持ちのままバイトを終えた
本当に如月さんのことが好きになってしまったのだろうか…
「好き…」
言葉にすると現実味が出てきてより一層恥ずかしくなった
俺…変だ
何であんなに如月さんの顔が浮かぶのだろう…
家に帰り、龍哉さんとまったりしてる時も急に如月さんを思い出して顔が熱くなった
「蓮?…顔赤くないか?」
「…いえ、そんな事ないです」
ジッと心配そうに龍哉さんに見つめられ、胸の奥がチクリと痛んだ
「熱でもあるのか?」
「ないですよ」
「最近寒いからな、風邪引くなよ?」
「はい」
俺が好きなのは龍哉さんのはずだ
如月さんなんか好きじゃない
『蓮くん…』
「っ…」
頭の奥で痺れて体が火照る
…気持ちよくなりたい…
「龍哉、さん」
「ん?どうした…って、蓮。お前ほんとに熱でもあるんじゃないか?」
「ない…ないから、キスして欲しい」
「お前…」
たぶん、俺は今…もの凄く欲情した時の顔をしてるのだろう
龍哉さんは俺の顔を見て一瞬だけ固まり、すぐに俺の腰に手を回し引き寄せた
そしてそのまま深いキスをした
「ん…んんっ…んぁ…ぅん…んんっ」
角度を変え、俺の弱い上顎を攻められ
体全体の力が抜けた
「んぁっ…はぁ…あぁ、力…入んない」
俺はぺたんと床に座り込んで、俺に合わせてしゃがんだ龍哉さんを見上げた
目が熱くなり潤んでるのがわかる
「蓮…今どんな顔してるかわかってるのか?」
「もっとキス…」
「聞いてないな…コイツ」
俺は龍哉さんの首に腕を絡めキスをねだった
龍哉さんは俺を抱き上げ、ベッドまで運びそのまま俺の服を脱がせながらキスをした
「はぁっ…はぁ…たつ、やさん…かっこいい…龍哉さんのコレ欲しい」
俺の上に跨って見下ろす龍哉さんにそう言って龍哉さんのものを服の上からさすった
「何処でそんな煽り覚えて来たんだ?」
「龍哉さんだけ…龍哉さんだから」
「そうか…じゃあ、蓮の後ろも解さないとな?」
ローションを取り出し、後ろをほぐし始めた
「蓮、随分と柔らかくなったもんだな…」
「あぁっ…んぁあっ…いきなりっ、2本は…あぁっ」
「早く解れたほうがいいだろ?」
「あぁっん…そこっ…だめっ気持ちいいっ…んぁあっ…
んっにぁっ!…あぁっ」
「蓮…猫みたいに鳴くな…ココか?」
「んやぁっ、…あぁっ…もう、欲しいっ…指より龍哉さんの欲しいっ」
「ホントに、煽りやがって… やめてと言ってもやめないからな」
そう言ってゆっくりと奥まで入ってきた
「あぁっ…んゃあ"っ…んん…大っきい…」
少し中が擦れただけでも、もの凄い快感が俺を襲った
「動くぞ?…息ちゃんと吐けよ?」
「んぁあっ…はぁっ…ふぁあっ!…気持ちいっ…ああっあぁっ…んゃっ…んんっ…」
ただ気持ち良すぎて、心も体もトロトロになった
理性という理性は初めのキスの段階で外れて、自分が何を口走ったのかはほとんど覚えていなかった
快感の底のない沼に沈んでいったような感覚だった
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