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車に揺られてついた場所は相沢組の事務所だった
蛍さんが戻ってくる
俺は気持ちが悪く車の窓から外をボーッと眺めた
目を閉じればきっとまたあの夢のようなものを見てしまいそうで、怖かった
夢でも龍哉さんに『汚い』と言われるのは辛い
龍哉さんは優しいからきっとそんなことを言わないだろうけど、もし、夢が正夢になったら…と考えるだけで気分が悪くなった
「蓮、着いたぞ」
「…はい」
「顔色が悪いな…酔ったか?」
「…いえ、大丈夫です」
龍哉さんの手を取り車から降りて中に入る
入るとすぐに蛍さんの姿と京介さんと旭さんが居た
「蓮くんひさしぶり!って、なんだか顔色が悪いけどどうしたの?」
と京介さんが俺の顔を見てすぐに駆けつけた
「寝不足?…いや、軽い貧血か…」
首や額を触り目を見てそう言った
「蓮くん、仮眠室あるけど、少し眠る?」
「…いや、大丈夫です」
「蓮、具合悪くなったらすぐに言うんだぞ」
と龍哉さんはそう言うと俺の腰を持ち自分の方へと引き寄せた
そして、場所を地下へと移動し、蛍さんの試験が始まった
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