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アルバイトをするようになってからあまり喧嘩しに街へと出掛けなくなった
俺は相変わらず右目には眼帯をしていた
俺の右目のことを知ってるのは学校の保険医と両親(と言っても今は母親だけ)が知ってる
俺はこの目が大嫌いだ
それに目立つから眼帯で隠してる
ホント、この目がなかったら俺は今頃全く違う人生を歩んでいたのかもしれない
ま、今更どうしようもない話だが
アルバイト先にもこの目のことは言ってないが、
仕事に支障もないためずっと眼帯を着けてる
仕事が終わり、眼帯を外し鏡で見る
右目だけグレーの瞳
オッドアイだ。
俺は生まれつき右目と左目の色が違うのだ
グレーの瞳は紫外線に弱く、周りから気持ち悪いと言われたので眼帯で隠すようになったのだ
目の色が変だという理由だけで虐められるのは理不尽で仕方なかった
だから、外では眼帯をつけて生活するようになった
周りからは厨二病だと言われることもあったな
とふと考えながら夜の道を歩いて帰った
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