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カラン…
「いらっしゃいませ…」
とゆったりとした音楽が流れる店内のカウンターに立ち客をむかえる
「お、今日は咲夜くんいるんだ、昨日来たらいなくてガッカリしたよ」
と男のお客さんが言った
「悪かったね、僕しかいなくて」
と店長は拗ねたようにそう言った
なんだか、和やかだ
俺は注文されたお酒を手早く作り出す
「いやぁ、いつ見ても無駄のない仕事ぶりだね〜」
とお客さんから褒められた
「…ありがとうございます」
開店してから少しずつ客が増える
店長もカウンターに来て手伝ってくれた
10時を回り
客足が減って行く
「今日はもう上がっていいよ」
と店長に言われたので「失礼します」と言って奥に下がる
着替えを済ませ、裏口から家へと帰ろうとした
すると一台の車が止まってあった
「?」
するとそこから相澤さんが降りた
「蓮!…バイトがあるならそう言えよっ
また消えたと思って探しただろ?」
「…すみませんでした。」
「まぁ、いい。そこまで怒ってないから」
「なんで、ここだとわかったんですか?」
「それはお前のスマホのGPS機能で探し当てた」
「…俺の人権はないんですか?」
「ないとは言わないが、俺と一緒に住む限りいきなり消えられると困る。危ない目に合わないように念のためだ。
それに今日見たく遅くなる時便利だろ?」
「……わかりました。今度から出掛けるときは伝えます」
そして俺も車に乗る
運転は部下の人がやってるみたいだ
家まで送り届けられ俺は部下の人にお辞儀をする
すると部下の人は俺より深くお辞儀をして
どこかへと行った
部屋に戻る
眼帯を取り、風呂に入る
相澤さんはアルバイト辞めてもいいぞと言って来たが
「俺が好きでやってるんです、気にしないでください」
と言うと黙った
今日も俺は相澤さんから出された薬を飲み
部屋で先に寝た
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