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一ノ瀬和也side
蓮くんは俺たちを見た途端嫌そうな顔をした
「蓮くん、友達になってよ〜!」
「蓮、一緒に帰ろうぜ!」
「……。どちらもお断りです」
と言って蓮くんは廊下をいきなり走る
「何?!おい!待てコラァア!」
「ちょっ!足早!!」
蓮くんは足がかなり早かった
俺たちはれんくんを追いかける
蓮くんは猛ダッシュで廊下を駆け巡り、
階段をジャンプして降りる
うわぁ、身体能力ヤバっ!と思いながら追いかける
蓮くんは外に出ていた
「蓮コラ!待て!」
「蓮くん待って!」
と俺らも外に内ばきのまま出る
蓮くんは高価そうな黒の車に飛び乗った
車はすぐに動き出し、学校を出て行った
「「何で、車通なんだ?」」
と声がかぶった
「お前は蓮の何なんだ?」
と声をかけられたので
「俺は、蓮くんと友達になりたいと思って声をかけてました」
「あいつ、なんかツレねぇよな」
「そうですね、なんか言い方も冷たいし、ガードが固いですね」
「だよな、俺だってメアドとケー番交換するの苦労したぜ!」
「えっ!、先輩蓮くんの連絡先知ってるんですか!?」
「お、おぅ」
「俺にも教えてください」
「…それは、自分で勝ち取れよ」
と拒否られた
仕方ない…明日も声かけようと思った
一ノ瀬和也side終わり
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