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しばらくすると龍哉さんは目を覚ました
俺たちはリビングに行った
時計を見ると昼の11時だった
昨日帰ってきたのが夕方の4時
そしてご飯も食べずにさっさと寝たからかなり寝ていたことになる
取り敢えずご飯を食べた
龍哉さんと俺はソファに座った
「龍哉さん…俺、もう不安になったり寂しい思いするの疲れました」
「…どういう意味だ?」
「もう、俺を1人にしないでください…ひとりにされる方が辛いんです」
と俺がいうと龍哉さんは顔を歪めた
「だから、俺は…相澤組の一員として働きます」
「…は?」
「龍哉さんは、俺を守ろうとしてるのはわかります
でも、それじゃあ俺が辛いんです」
「…俺のしてることはただのエゴだったってことか」
「もっと俺を見てください…龍哉さんがいないと俺ダメなんです」
「悪かった…
お前を危険な目に合わせたくなかった…それだけなんだ」
「俺も龍哉さんと同じ場所に立っていたいです」
「…わかった、蓮を入れるように幹部に話す」
「ありがとうございます…」
これで俺は本当に受け入れてもらえたんだ
心に突っかかっていたものがスッと取れた気がした
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