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俺が目を覚ますと体は綺麗になってソファに寝かされていた
タオルケットがかけられていて、起き上がると腰がズキンとなりうまく起き上がれなかった
龍哉さんは?と思ってると寝室から出てきた
「お、起きたか…今シーツ変えたからベッドで寝るか?」
と声をかけた
「いいです…水飲みたいんですけど、立てないので抱っこしてください」
と俺は手を伸ばす
「ふっ、あまりないよな…蓮がそう言うのって」
と笑いながら俺を抱き上げた
俺を椅子に座らせ、水を取ってきてくれた
「ほら、水だ」
「ありがとうございます」
コクコクと水を飲む、体にスッと染み込む感じがした
ホッと息を吐くと俺のケータイが音を立てた
スマホを開くと一ノ瀬と近藤先輩から着信が何件かあった
あぁ、学校一週間ほど休んだからな…
明日も休むつもりだし、返信がめんどくさい
よし、放置
俺はスマホを閉じテーブルに置いた
「ん、いいのか?着信なってたけど」
「いいんです…」
「ところで、夕飯何食べたい?」
龍哉さんがそう言うので時計を見ると6時になっていた
あまり思い浮かばない
とりあえず
「和食がいいです」
と応える
「蓮は和食好きだな…そうだな、材料的に肉じゃがだな」
「龍哉さんの肉じゃが好きです」
「蓮は本当にかわいいな…よし、作るか」
そう言って龍哉さんはキッチンへ向かった
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