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「蓮くん、眼帯着けるからジッとしてね」
蛍さんは優しい口調に戻り眼帯をつけてくれた
…でも、みんなにバレたわけだから着けなくてもいいのかもしれない
そんなことを考えていると俺の考えがわかったのか蛍さんが口を開いた
「右目、日光に弱いんでしょ?それに蓮くんの右目のこと知らない生徒はもっといるから…とりあえず隠そうね?」
確かに、蛍さんの言うことは当たってる
司の件で自暴自棄になっていたのかも…
俺は蛍さんに言われた通りちゃんと眼帯をつけた
「次の授業、どうする?」
「出ますよ」
「わかった。もし、あいつが来たら今度こそ俺が蓮くんを守るからね」
「ありがとうございます…でも、俺もイラっときて殴るかもしれないんで、その時は止めてください」
「…あ、うん」
蛍さんは俺が暴れた時を思い出したのか顔を引攣らせた
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