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部屋に戻り、数十分俺はずっと蛍さんの膝の上に乗り眠った
「ただいま…」
そんな中、龍哉さんは帰って来た
「「お勤めご苦労様ですっ、若っ!」」
「おお、蓮が迷惑かけたな」
「いえ、そんなことないです」
「蓮くん、起きて…若帰って来たよ」
と耳元で優しく声をかける蛍さん
「ん〜…」
「蓮…悪かったな、今日相手してやれなくて」
ぼーっと龍哉さんの顔を見る
「龍哉さん?……龍哉さんだぁ…」
と俺は手を伸ばす
龍哉さんは何も言わずに俺を抱っこして包んでくれる
これ、この安心感がずっと欲しかった
「蓮、ちゃんと飯食べたか?」
「はい…」
「熱は?何度ある?…下がったか?」
と聞いてくるので、慌てて幸助さんが俺の体温を測る
「37.5部です」
「そうか、まぁ少しは下がったな…」
「俺、蛍さんと幸助さんに迷惑かけちゃった…」
俺は抱っこされながら龍哉さんにそう言った
「いえ若、蓮くんはずっといい子でした」
とすぐにフォローをする蛍さん
「大丈夫だ、そんなに必死で蓮を庇わなくても…全部報告受けてるからな…それにそれくらいで蓮を怒らないから安心しろ」
と龍哉さんが蛍さんにそう言うと蛍さんはホッとした顔をした
「明日からまた学校だから蓮をよろしくな、海堂」
「はいっ!」
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