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ガチャッ…
「おかえり…蓮」
「龍哉さんっ…ただいま」
帰ると龍哉さんが出迎えてくれる
これほど嬉しいことはないだろうな…
俺は龍哉さんの元へ勢いよく抱きつく
そして背伸びをして龍哉さんの首に手を回しキスをする
気持ちい…
そっと顔を離し目詰め合う…
かっこいい…
そんなことを思ってると
「ん"ん"」
と咳払いが聞こえ
蛍さんがいたことを忘れていた
蛍さんは少し顔を赤らめ気まずそうに
「若お勤めご苦労様です…」
と言った
「海堂今日もありがとな…何かあったか?」
「…はい、ありました」
「上がれ、聞くから」
「はい、失礼します」
俺は制服から着替え眼帯を外す
そして抱き枕をギュッと抱きしめTVを見ていた
その間二人は今日の出来事の詳細を話していた
俺はウトウトと眠くなり気づけば寝ていた
_
ネオン街を歩く俺…人とぶつかりそこから喧嘩へ
今までの喧嘩の流れだ
いつものように俺は3分も経たずに相手を立てないほどにボコボコにして
『つまらない…』と言って彷徨う
するとまた人にぶつかる
『前向いて歩け…』
と声をかけられ喧嘩にならなかった
チラッと見るとそれは龍哉さんだった
『龍哉さん…なんでここにいるんですか?』
『はあ?誰だお前…なんで俺の名前を知ってんだよ?』
『な、何言ってるんですか?』
『お前こそ何言ってんだよ?ガキは家帰って寝てろ』
『…』
イライラする…
俺はそこらへんの不良と喧嘩する
すると龍哉さんが戻ってきて『やめろお前ら』と仲裁に入る
いつの間にか喧嘩の相手がいなくなっていて俺と龍哉さんの喧嘩になった
俺はイライラが止まらなくて平気で龍哉さんの顔を殴りかかり回し蹴りなど普通の喧嘩が始まった
徐々に龍哉さんの顔が変形して佐々木の顔になった
「ん?」
目が覚めた
夢だったのか…
どこか見覚えのあるような感じだった
俺はまだ寝ぼけていて…チラッと龍哉さん達を見るとまだ話をしているようだった
俺は徐にソファーから立ち上がり眼帯をつけ外に出た
「…蓮?」
その声は聞こえなかった
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