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両隣に高身長かつスタイルのいい顔立ちもいい人が居ると歩きづらいものなのだとなんとなく感じた
ショッピングモールでただ歩いて居るだけなのに多くの人の視線がこちら側に向いてるのがわかる
特に女の人の目線が嫌でもわかるほど集めているのがわかった
「蓮くん、服買おうか」
「え?」
「だって、服あまり持ってないでしょ?それに、季節の変わり目だと寒暖差が激しいからオールシーズン行けるような服何着か買ってあげる」
「…でも、」
「京介が買いたいって言ってんだ…一人暮らしで金有り余ってるから買ってもらえよ」
と龍哉さんもそういうから言葉に甘えて買ってもらう事にした
「ここのフロア人混み凄いから…離れないように手を繋ご?」
と京介さんが手を差し出した
その手を取り、手を繋いではぐれないように歩いた
「…」
服屋について様々な服を見ては試着を繰り返した
「やっぱ、蓮くんは細いし、顔も中性的だからモード系似合うね…肌も白いから尚更いい感じ…ね?相澤も思うでしょ?」
「あ?…あぁ、そうだな…似合ってる」
「このキャップいいね…あ、こっちの帽子も似合う…外出る時コレだと眼帯もいらないんじゃない?あとメガネ合わせたりすれば完璧じゃん。目元見えないしおしゃれだし」
そう言って納得した様子の京介さんは近くにいた店員さんに声をかけた
「すいません。この服このままきて帰りたいんで、タグはずしてもらってもいいですか?…あと、この服とこの服…このパンツと……」
とあれこれ店員さんに注文をした
「あの、こんなに貰って…「いいのいいの!より可愛い蓮くんが見れるなら」」
「…ありがとう、ございます」
「どういたしまして」
と、にこっと笑った
俺がきてきた服は袋に入れてもらい、眼帯を外してメガネをかけその店を出た
「蓮よかったなたくさん買ってもらえて」
「うん」
いつの間にか京介さんとではなく龍哉さんと手を繋いで歩き少しドキドキする
「服選んだら服似合うネックレスとかはどうだ?」
「あー、いいね…そういえば帽子とかメガネとかそいうのしかかってなかった…ピアスもしてないもんね?」
…そういえば俺が脱走した時にピアス全部置いてったんだった
「蓮…お前にやったピアス。まぁ、覚えてないと思うが、これだけは付けとけよ?絶対に外すなよ?」
と言って龍哉さんは前に貰ったピアスをつけてくれた
「もうこれで自分では取れないからな…取ろうとしても簡単には外せないから覚えとけよ?」
とそう言った
「うーわぁ…束縛ですか…蓮くんに嫌われる理由それなんじゃない?」
「うるさい…こうでもしなきゃまた逃げるだろうが」
「…」
俺そんなに逃げてたっけ?
手を繋ぐ力が少し強くなったのを感じた
愛されてるんだろうな…たぶん
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