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バイト先につき、店に入ると如月さんが既に居た
「やぁ、蓮くん」
「っ…」
俺は咄嗟に如月さんの方へと走り、気付けば抱きついていた
「ふふっ、寂しかった?」
「…うん」
頭の奥がボーッとし、如月さんしか目に映らなかった
「蓮くん着替えておいで」
「はい」
店の制服に着替え、如月さんと奥の部屋へと向かった
「蓮くん、ここにおいで」
ソファに座った如月さんは自分の膝の上をポンポンと叩き、俺がそこに座るようにと催促した
俺は何も考えなく、向かい合うように如月さんの膝にまたがり、首に腕を回し、そのまま見つめた
俺が一番好きな座り方だ
「…上出来」
如月さんは満足そうにニヤリと笑いそう言った
俺はその仕草に何故かドキドキと胸が鳴った
「蓮くん、腰細いね?…掴みやすい」
「ひゃぁっ」
スルッと腰を掴まれ思わず声が出て体がビクンッと跳ねた
俺は咄嗟に口元を手で隠し、赤面した
変な声出た…恥ずかしい…
自分がした反応に驚いていると
「反応いいね…あの若頭とは、やることやってたのかな?」
如月さんはそう言って俺の顎をくいっと持ち上げ目線が合うようにさせられた
「ねぇ?蓮くん…」
ジッと見つめられ、吸い込まれそうだなと思っていると口に柔らかいものが当たった
「んっ…」
顔を避けようとするともう片手で俺の頭を抑え逃げられなくした
顎を掴んでいた手は、いつの間にか背中にまわっていて逃げる俺が落ちないようにと支えていた
そしてヌルッと口に舌が入り、キスされているのだとそこでわかった
「ぃゃっ…んっ!…んぅ…んふ…んんっ…んぁっ…ふぁ…」
苦しかったからか目には生理的な涙が出て、頭の奥が痺れるような感覚がした
…気持ちいい
「蓮くん、そんな顔で男を見つめちゃダメだよ」
「…なに?」
「…もういいや、それより蓮くん、キスするの好きでしょ?」
「ん…気持ちいい…もっと」
「えっろ…」
俺は夢でも見ているようなふわふわとした感覚のまま快楽を求めてしまった
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