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はじめまして可愛いひと!
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~勇者視点~
皇帝の部屋の前でくだらない言い争いをしていたら・・
勝手にドアが開いてしまい・・・中から人が出てきた・・・
燃えるような赤い髪、切れ長な青い瞳、男らしい凛々しい顔立ちに、183の自分より拳一つ分は背が高い堂々たる体躯・・・
豪奢な衣装から考えてこの男が皇帝に間違いないだろう・・・
「ふ・・驚いた顔も可愛いな・・」
まさかこんな上玉だとは・・・!!
魔王だの、角が生えているだの、処女厨だの、ロリコンだのという酷い噂がとびかっていただけに驚きだった。
きっと噂ばかりが先行して、皇帝の正確な姿を知る者があまりいなかったのだろう・・・
実際に会ったらきっと姫さんも気に入るだろうに・・
「こりゃぁ姫さん早まったかもな・・」
「全くです・・・」
女魔法使いが自分の嫁候補だと思ったのか、満面の笑みで俺たちを迎える皇帝。
男の色気に溢れたワイルドな美形に、こんな風に望まれて、優しく微笑まれれば大抵の女は堕ちるだろう・・
おまけに大国の王だ。これ以上の良縁はない。
今からでも遅くない!魔法使いには悪いが、姫さんに「もったいないからYOU嫁いじゃいなよ!」っていってやったほういいのかもしれない・・
勝手に脂ぎったもてない中年を想像していた俺はいい意味で予想を裏切る皇帝の姿に呆然とした。
ここは戦力的撤退をして、一度姫さんと王様に皇帝のことを話してみよう・・
そんなことまで考え始めていた。
その結果・・・
皇帝がうっとりとこちらを見ていることにも気づかず・・・・・
「俺の理想通りの花嫁だ・・・可愛くて、グラマーで、・・・・・情に厚くて・・・」
完全に油断していた俺は・・・
「おまけに処女だ・・・」
「あsdfghjkl;:」
3秒後・・・皇帝に無防備な尻をぎゅっと握られて絶叫した・・
続く・・
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