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友だち
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翌日学校に行くとそらくんの机の周りに人が集まっていてびっくりした。
「あっ!しのぶっち、おはよー。」
「おはよう…」
そらくんは僕を輪の中心に引き入れてくれた。
「そらくん凄い…もう皆と友達になったの?」
「別に凄くないよ。ってか皆しのぶっちと仲良くなりたくて俺の所寄ってきただけだし。」
「へ…?」
どう言う事だろう。
分からなくて皆を見回す。
「しのぶっち可愛いからさ、仲良くなりたくても直接話しかけられない奴らばっかなの。」
「僕と、友達になってくれるの…?」
「もちろん!」
「喜んでー!」
周りから色んな声が飛んでくる。
よく分からないけど、そらくんのおかげで友達がいっぱい出来た。
「うれしい…ありがと、そらくん。」
早くクラスの子の名前覚えなきゃ。
うきうきした気分でそんな事を思う僕であった。
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