アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
電車 2
-
早速あーちゃんとの約束を破ってしまった。
離れるなって言われてたのに。
仕方ないよね…
それに僕だってあーちゃんに守られなくても登校くらい出来るもんね!
そんな事を考えて1人の不安を紛らわす。
電車で五分程揺られ、だいぶ慣れてきて肩の力を抜いてきた頃だった。
あれ…
僕の背後に違和感を感じた。
たまに、電車が揺れた時にお尻に何かが当たる。
最初は僕の気のせいだと思った。
それでもその行為はエスカレートしていき今ではハッキリと分かるくらいに触られていた。
怖くて冷や汗が出る。
気持ち悪い。
頑張って後ろを振り向いてみても、痴漢が誰なのかわからない。
怖くてその手を振り払う事もできなかった。
僕の事、女の子と勘違いしてるのかな…
カチャカチャ
そのうちその手は前へと伸びて僕のベルトを外して前を触る。
「ひゃっ…」
肩が跳ねる。
何これ…気持ち悪い…
僕のものを握るとこすり始めるその手を僕はどうする事も出来なかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
21 / 153