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温泉旅行
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ということで次の休みに四人で温泉旅館までやって来た僕達。
旅館は山奥にあって辿り着くまでで僕はくたくたになってしまった。
他の3人は全然疲れてないみたいだけど…
部屋は二人部屋がふたつ。
あーちゃんと僕、空くんと涼さんに別れて部屋に荷物を置いた。
恥ずかしくて空くん達にも付いてきてもらったんだけど部屋ではふたりきりなんだよね…
なんだか今からドキドキしてる。
「しのぶっち〜、折角こんな山奥まで来たんだし探検に行こー!」
空くんが僕の部屋にきて僕を誘ってくれたんだけど僕はもう歩けそうにない…
あぁ、折角来たのに情けない。
「ごめんね…」
ってしょんぼり謝ると、
「残念、明日は一緒に行こーね!」
って明るく言ってくれた。
本当ごめん、空くん!
空くんは楽しそうに涼さんの手を引いて遊びに行った。
…そういえば最近空くんと涼さん仲いいような。
いつ仲良くなったんだろ。
「しのぶ、いつまで突っ立ってんだ。」
もう誰もいなくなった玄関に立ちっぱなしの僕をあーちゃんが後ろから引き寄せ抱き締められる。
「あ、あーちゃん!」
急にあーちゃんの顔が側によって顔が赤くなる。
「何考えてたんだ?」
「なんでもないっ!」
この時僕の頭は既にあーちゃんでいっぱいになってさっきまで考えていた事は消えてしまっていた。
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