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恥ずかしい…恥ずかしい…
クーラーが効いてきた筈なのに熱いのもどうしてか分からない。
「光輝さん、浣腸覚えましょうか」
「かん、ちょ…う…?」
「そ、男同士はケツでするのは理解出来てますよね。
で、えっちしてる最中に汚物漏らしたら嫌でしょ。
その為に浣腸して出すもん出しとくんです」
平気な顔をして何を言ってるんだ。
汚物?
漏れる?
浣腸?
出すもん出すって…汚物…?
お、ぶつ…
頭がぐるぐるする。
古志の言っている事についていけない。
つまり、性行為をする時は浣腸をする必要が…?
性行為をするたびに…?
「そ、んな…物は、この部屋に…ありません……」
「俺が買ってきました。
ネットで箱買いしたから沢山ありますよ」
相川の喉がひくりと鳴る。
箱買い…、一体幾つ入っているのか想像も出来ない。
10個か12個…。
というか、そんなに行為をするつもりなのか。
それなら避妊具だって必要だろう。
尿道から菌が入り込めば大変だ。
熱が出て医者になんて言うつもり…
「え……」
鞄から取り出された浣腸に目を疑った。
だってどう見ても2箱だ。
2箱もある。
思わず逃げようと這った相川の足首を古志はきつく掴んだ。
「逃げんじゃねぇよ」
「ひ…っ」
まだ子供だと思っていた古志の男の顔に相川は情けない声を漏らした。
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