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「ふ、……ん…っ、ンん」
「ほら、壁薄いんでしょ」
前戯で後孔を解かされながら、その異物感に耐えている相川の耳元で古志は囁く。
息を多めに吐き出し色っぽい声。
耳から全身にゾクゾクが駆け巡る。
この子は本当に高校生なのか。
相川が高校生の時はセックスなんて縁のないものだった。
いや、30を過ぎても縁はなかったのだが。
なのに、古志はこんなに性にも柔軟。
若いからだろうか。
若いとは素晴らしい。
どうにか声を押さえたい。
どうしたら良いのか考えたいのに頭が上手く回らない。
「……ぁッ」
「えっちな声、漏れてるって。
そんなにきもち?」
「……そ、…んな…」
「それとも、先生はえっちなの?」
先生と呼ばれる度にこれは倒錯した行為なんだと自覚してしまう。
生徒と身体を重ねるなんて、淫行教師と言われても仕方がない。
それなのに、身体が喜んでいる。
嬉しいと思ってしまう。
「ちが……いっ、ます」
「へぇ。
じゃあ、このちんこはなんですか?」
「あ゙ッ」
キツく握られたソレ。
思わず声を漏らしてしまった。
「興奮してんだろ」
子供じゃない。
1人の男の声に身体の奥がジンジンと痺れる。
この感覚はなんだ。
知らない。
なにか分からない。
戸惑う相川に、ふと男の色を滲ませた古志は楽しそうに鼓膜に声を吹き掛ける。
「やらしい声聞かれたくなかったら我慢ですよ」
何度も頷き震える手で口を覆う。
これ位しか出来る事はない。
だったら、それに従うの方がマシだ。
キラキラと輝く髪が耳を擽る。
なんでこの子はこんなに…
「お利口ですね。
続きしますよ」
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