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生ぬるい風の中に秋の気配を感じる。
伸びた影をぼんやりと見つめ、そして僕は目を閉じた。
あれからもう一年も経つのか。
埃っぽい部室。
暑い空気と冷たいタイルの中で、三日間。
汗と精液。
涙と唾液。
自由の効かない身体でそれらを吐き出し、共有し、混ざり合わせていたこと。
ーーあの日、おれは監禁された。
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