アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
予想外の事態ー8ー
-
「何故、βと偽ってるの?」
「…………っ」
冷や汗を流しながらも答えないはしない。
「答えようか?
それに希一様が知ったらどんな反応をするか……」
その言葉に陽介は激しく反応し雫の胸ぐらを掴んだ。
「希一には言うな!!
殺すぞ!!」
物騒な言葉を口にする陽介だが彼の目は本気と言うような目だ。
そんな脅しのような態度にも冷静な雫は呆れたように溜め息をついた。
「まぁいいけど。
このまま黙ってて希一様の為になるのか、もう少し考えた方がいいよ?」
「…………」
陽介は目を伏せゆっくりと手を離した。
「取り乱してしまいすみませんでした」
丁寧にお辞儀をして謝罪した。
「いいよ、俺も深く突っ込みすぎた」
お互い反省しこの場はなんとか収まって部屋のドアが開いて碧が出てきた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
76 / 96