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デートー3ー
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「最初どこ行きますか?
ジェットコースターありますよ‼」
悩む陽介を他所に無邪気にはしゃぐ希一。
全く、無自覚なのも困ったものだ。
「君も大変だね。
こんな貧乏くじ引いちゃって」
「そう言う志木先輩は楽しんでますよね」
「雫でいいよ。
そうだね~楽しいよ。
碧様の振り回されっぷりに君の気苦労。
俺からしたら娯楽だね」
「ほんっと性格悪いッスよね。
友達いないでしょ?」
「君も言うようになったね。
まぁいいけど。
俺は友情よりも人を足蹴にする方が好きだし」
本当に性格悪い人だ。
正直関わりたくはない。
だが当の雫はなんだか陽介に興味を持っているようで何かと話しかけてくる。
うん、怖い………
何考えているのか分からないから、一つ一つの行動に注意を払わなければ何をされるのか分かったもんじゃない。
彼に視線をやっていると雫が希一が手招きしてるから行こうと歩き出し、陽介もそれに続いた。
そして行った先はジェットコースターの列。
見ると結構並んでいる。
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