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初めまして
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蒼斗side
ギィ…っと門が開き中に入る
「おはようございます。すみません、遅くなりました」
「あ、おはようございます」
にこっと笑うが少し違和感がある
「僕は、生徒会副会長の若葉 要です」
「えーと、月神 蒼斗です。宜しくお願いします」
「これから、理事長室に案内しますね」
やっぱり、笑顔に違和感があって
僕は、失礼だと分かりながらも言ってみることにした
「あの、若葉さん?無理に笑わなくても大丈夫ですよ?」
すると、驚いたように目を見開き ふっ と笑った
「へぇ、あんた面白いな。まさか見破られるなんてな
まぁ、いいや。俺のことは要って呼んで」
「あ、はい!分かりました」
その後すぐに後ろを向いて歩き出したので
俺も急いで後を追う
少し歩いたところで急にこっちを向いて
「あ、今のは誰にも言わないでくださいね?」
「ひっ、わ、分かりました…」
全く目の笑っていない笑顔を向けられ
恐怖から短い悲鳴をあげてしまった。
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