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Kissing under the mistletoe(期間限定公開)
宿り木の下で2-4※
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「雅紀……。もう、イきそうか?」
薄い布の上から、がちがちに張り詰めた雅紀のそこをゆるゆると扱く。秋音の掠れた囁きに、雅紀はふうふうと意味をなさない声で答え、せつなげに首をこくこくさせた。
「実はな、俺もちょっと……限界だ」
秋音の言葉に雅紀は目を見張り、すごく幸せそうにふにゃんと頬を緩ませた。
こういう雅紀の反応が、堪らなく愛おしくてせつなくなる。自分が感じる以上に、暁や秋音がおまえの身体に興奮しているんだぞと伝える方が、雅紀には嬉しいのだ。
秋音はいったん手を離して身を起こし、自分のスラックスの前を外した。下着ごと飛び出してきたソレは、自分でも恥ずかしくなるぐらいに勃ちあがっている。
……こら、落ち着けって。
堪え性のない暴れん坊に、呆れつつ言い聞かせると、下着ごとスラックスを脱ぎ捨てた。
手の甲を自分の顔にあて、ふうふう言っていた雅紀が、手を外してこちらを見る。
「ほら。俺のもこんなになってるぞ」
苦笑気味にそう言うと、雅紀は目を煌めかせこくこくと頷いて、そっと手を伸ばしてきた。
「だーめだ。今おまえに触られたら、我慢出来ないぞ」
雅紀の手をやんわり押さえて、今度は雅紀のスラックスを下着ごとくるりと剥いた。
「あ……っや……ぁ」
剥き出しになった自分のそこを、雅紀が恥じらいながら手で隠す。
「こら。隠すな」
秋音は雅紀の手を掴んで引き寄せると
「俺の上、跨いでごらん」
言いながら、華奢な身体を抱きかかえた。
向かい合って座り、秋音の太ももの上に乗り上げた雅紀が、全身をピンクに染めてもじもじしている。己の勃ちあがったものと雅紀の熱芯が、向かい合って触れ合いそうだ。
「すごいな、俺もおまえもがちがちだ」
秋音は思わずふふ……っと笑うと、並んだ熱の証を合わせて手で包み込んだ。
「……っあ……ああん……っ」
雅紀がびくんっと震え、可愛い声で鳴いた。互いのものが手の中で重なり合い、火傷しそうに熱い。
「しごくぞ?」
秋音が手を動かそうとすると、雅紀は潤んだ瞳で首をふるふる横に振り
「だめ……、俺、すぐイッちゃう、からぁ……」
そのせつなげな声に、秋音は微笑んだ。
「俺もだよ、雅紀。おまえに煽られてちょっともうまずい。このまま一緒にイこうな?」
雅紀はまだ納得いかぬげに、秋音の目を見つめて頬を膨らまし
「でも……イッちゃったら……もう今夜はおしまい? 俺の、中……きてくれないんですか?」
「……っ」
雅紀の強烈なおねだりに、秋音の心臓がどくんっと跳ねた。
……こらこら。なんて顔してなんてこと言うんだよ。
今日の雅紀は本当に凶悪だ。暁がよく言う「天然どエロモード」のスイッチが最強になっているらしい。
秋音はそっと深呼吸すると、雅紀に顔を寄せて
「ばかだな。もちろんこれで終わりじゃないぞ。このままだとおまえの中に入った途端に瞬殺だ。じっくりおまえを味わう為に、1度抜いておくだけだ」
自分でも甘すぎると感じる声で囁くと、雅紀はぱっと頬に朱を散らした。
「秋音、さん。今日はすごく……えっちです」
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