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ごめん
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「恋!恋!ごめん…」
一ノ瀬さんだ…まだ息はしずらいけど…
これだ…胸がぽかぽかして眠たくなる…
「いま相川呼んでるからな…ごめんね…」
「はあ、はあ、うっ…おえっ」
どうしよう…一ノ瀬さんの胸に吐いちゃった…
「あっ!ごめんなさい!本当に…」
殴られる…捨てられる…
なのに…なのに…吐き気は止まらない…
「恋、大丈夫、落ち着いて、俺の息に合わせて」
「すー、はー、ほら、一緒に
すー、はー、」
「すー、はー、すー、はー、」
一ノ瀬さんとそれを何度か繰り返してちょっと楽になった
「おまたせ〜って俺必要なかったやーん…」
「あ、悪い、薬とかあるか?」
「過呼吸用の薬はあらへんけど落ち着く薬なら、はい、14錠くらいあれば大丈夫やろ」
「ありがとう、相川」
「んん?まって、恋君焦点合ってないね?」
「ん〜こればっかりは俺にどうしようもないわ…慧がなんとかしてやって、」
「なんとかって…何すれば?」
「とりあえずそばにいたってよ」
「そばに…か…」
「わかったありがとう」
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