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玄関
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「一ノ瀬さんどこ…」
ガチャ
「ひ〜…重い重い」
なんて言いながら入ってきたのは一ノ瀬さんだった
「一ノ瀬さん!!」
「恋…って!寝てなきゃダメ!」
「だって…一ノ瀬さんいなかったから…」
「買い物行ってた…
まって!まだ運ぶのあるからちょっと待ってて!」
今はりんごとか野菜とかいっぱいはいった袋を抱えてたけどまだまだあるんだ…大変そうだ…
「ほんっと…本って重すぎ…」
「本…?」
「本って知らない?」
「???」
「夜に読んであげる!
あともう一つあるからちょっとここでまってて?」
そういって出ていってしまった
けどこの玄関…袋でいっぱいになってしまった…
一ノ瀬さんの靴…見えなくなってる…
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