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33、※
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「真…可愛い」
半ば強制的に言わせたものの、頬は赤く染め、目には涙を、そしてその言葉。
それ等はダイレクトに俺の腰へキた。
反応を見て薄々感じたが、真は突起を弾かれるのが好きらしい。
まだかまだかと小さい癖に主張してるソレは赤く熟れていて、とても美味しそうに感じた。
右の乳首をぺろり、と舐めてみると可愛らしい声を上げて、良い反応を見せてきた。
口に含み左の胸は手で弄ってやる。
そうすると真はさっきよりももっと喘ぎ悶えた。
「やッ、篠田さんッ、胸、食べちゃ…んぁあっ…」
食べちゃ、か、随分可愛いことを言う。
こいつの中へ入りたい。
もっと泣かせたい、啼かせたい。
でも、真が此処へ来てまだ日が浅い。
今、最後までしてしまえば俺の元からも逃げてしまうのではないか。
そんな不安が脳裏をちらつく。
「まこと、胸だけで、イってみるか?」
「無理…んっ…そこで喋んないで…ぇ…ッ…」
今まで甘い刺激ばかり与えてきた、
真の一物はそそりたっているし、果てるのも時期だろう。
その時、月希に付けられたというキスマークが見えてイラついた。
なんでこんな跡を付けさせるんだ、
嫉妬心からかカリカリと動かす指が早くなり、ぐにっと軽く噛み潰す。
真は涙を散らし
「ひっ、痛…やっ、いっちゃ…だめっ…いっちゃうぅ…ひゃぁあ…」
と、簡単に果てた。
びゅっ、と白い液体は真の腹を汚し、白い真の肌は僅かに赤く、とても、妖しく、魅力的になっていた。
ふー、ふー、と荒い息を整えている真も可愛いな、
なんて事を思ってふっと笑った。
人に冷たくしてるつもりは無いがあまり興味がなかった自分がこんなに真を構うなんて。
少しずつ変わっていく自分を嬉しく思わない訳では無いがこんな感情を仕事にも出す訳にはいかないな、と今よりもっと気を引き締めなければとこんな状況でも仕事の事を考えていた。
「…悪かった。手を出すつもりは無かったんだけどな…
今拭いてやるから」
組み敷いていた真の上から退き、ベット脇に置いてあるティッシュで白濁を拭けば掛け布団を掛けてやる。
真は何故か目を見開いて俺を見ていた。
「え…、」
なんて声まで漏らすもんだから理解出来なかった。
「どうした」
「挿入(い)れ、ないの…?」
「挿入(い)れない。」
こっちが我慢してやってんのにそれに気付いてない真に多少イラつきはするものの、こっちが八つ当たり半分で襲ってしまったわけだから怒鳴る事も出来ない。
これくらいの我慢は普通…つーか、なんで男に盛ってんだか…
男として理性が勝ったのだから良しとしよう、そう思って自己完結しようとしていれば真が声もあげずに涙を零していた。
「俺ばっか気持ち良くなってたから怒った…?
俺じゃ萎えた、?男だから…勃たなかった?」
「はぁ!?」
なんでそうなる。
それに、コイツにしてみれば怒ってもいいところだろ、なんで傷ついたように泣いてんだよ。
訳が分からなかったがそのままにするわけにもいかず、真の涙を掬いとってやる。
「たっく…怖くねぇのかよ、こういうこと強いられてたから逃げ出したんだろ?」
「…それは…そうだけど…」
俺から顔をそらす真を見て、何を言っても駄目だと感じた。
「手、だせ、」
「手…?」
いいから、と真の手を掴み自分の一物に触らせる。
「あ、…、勃ってる…」
口に出されたくはねぇな、と苦笑を浮かべるも真が嬉しそうだからいいかと思った。
「ね、これ、どうするの?」
「…何でそんなに嬉しそうなんだよ、
どうもしねぇ、放っておくか1人で抜くかするから気にすんな、」
キラキラとした目で見られて、あ、これあの時と同じだ。
「俺、篠田さんをちゃんと気持ち良くするから、」
「…丁重に断る」
性しか教えられなかった子供っつーのはどいつもこんなふうに嬉しそうにフェラしたがるのか。
そう教えこまれたのか。
どっちか知らねぇが重ねられてるような気がして少し不快になる。
「俺は、お前の叔父じゃねぇからな。」
「…分かってるし…」
納得してない真を無理矢理納得させ寝かせる。
「あ、真。
明日、俺は出掛けなきゃならねぇが、真は家から出るな、組にも行かせねぇから」
寝る間際に、伝えたその言葉に真は顔面蒼白。
「や…付いていっちゃ駄目なら、りっちゃんの所に…」
月希がいるかもしれねぇのに?と言いかけてやめた。
力翔の信用に関わる
「お前はしばらく外に出させねぇから」
言い切ってしまえばもう真は言い返せないと諦めたのか不安げに
「ここに、居てもいい?
俺汚いし、ろくに篠田さんを気持ちよくもできなかった…
ここに、帰ってきてくれる?」
と、聞いてきた。
こいつは本当に馬鹿だ。
「当たり前だ、
ここは俺の家、俺が自分の家に帰るのは当たり前だろ?」
汚い、を訂正しなかったのは忌々しいキスマークを付けられた少しばかりの嫌がらせ。
真が可愛くて仕方ない、それはもう気付いてしまったから。
「うん…帰ってきてね、絶対」
そう言うと真は俺の手を握って眠りについてしまった。
完全に眠りについたのを確認してそっと手を離し寝室から出る。
ちゃんと寝られるようになってよかった。
山口組の事を下調べして、行く店を確認して、それから細けぇことを段どってから寝なきゃ、何を言われるか。
主に親父に。
ふわぁ、と欠伸をひとつついてから、パソコンに向き合った。
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