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お迎え
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それから六限目も終わりを迎えた。
幌野君の背中をぼーっと眺め、SHRを過ごす。
サヨウナラの挨拶をして、先生も帰った。
ガラガラ…
秋『遙。』
遙『あ!秋ちゃん。』
秋ちゃんが僕の教室に来た。
たまに来てくれるんだよねー。
二人で帰り道を歩く。
遙『なしたのー?』
秋ちゃんが僕を迎えに来る時は大体理由があるし。
秋『いや、お前かなり寂しそうだったから。』
遙『ありゃ、そんな出てた…?』
秋『あぁ。』
遙『はぁー…ごめんね?気をつけてるんだけどな。』
秋『気にすんなって、妹も会いたがってたし。』
遙『はっ!ちーちゃんが?!』
ちーちゃん、それは千鶴のこと。
秋ちゃんの妹なの!!
9歳なんだよ?!
可愛いでしょ?!
天使なんだ…
秋『そうだ。』
遙『僕も会いたいっ!!』
秋『だから誘ったんだろ。』
遙『ありがと!秋ちゃん!!』
秋『おう、千鶴にあって元気だせよ。』
秋ちゃんてば、本当に過保護だなぁ。
遙『えへへ…うん!』
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