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暖かく。
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利騎『家どこ。』
えっ、僕の家?
休むってことは家に帰るってこと…
遙『だっ、だめ!!!!僕のお家はだめ…、だから置いていっていいから。学校行って?』
そう、まだ家にいたらって考えるだけでゾッとする
利騎『はぁ?!置いていけるわけねーだろ! 』
遙『なんで?!放っておいてよ!!』
利騎『お前なぁ…』
呆れられた…
遙『ごめん…なさい。』
利騎『はぁ…ほら行くぞ。』
僕には溜息が怖くて。
遙『…どこへ?』
利騎『俺ん家。』
平然と言ってのけた幌野君。
遙『なんでそうなるの?!』
利騎『だってお前の家には行きたがらねぇから』
遙『置いてってくれればいいのに…』
利騎『んな顔してるやつを置いていけるわけ。』
遙『はぇっ?!どんな顔?!』
自分の顔をペタペタと触る。
利騎『くくっ…捨てないでって顔。』
関係ない人にまでこんな顔して…僕は気持ち悪いな
遙『ごめんね…』
利騎『大人しく甘えとけ。』
頭をなでなでしてくれる。
すごく安心して、心が暖かくなった。
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