アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
夢の中
-
利騎の温もりに安心して初めてグッスリ眠れる、最初はそうだった。
でも違くて…
眠りについてしばらく経つと、夢を見始める。
といっても、周りは真っ暗で何も無い。
逆にそれは僕の心のうちを表してるようで怖い。
その暗闇から凄い僕を罵倒する声がきこえる。
それに両親の僕を否定する声。
実際にかけられた声も。
すごく怖くて、死にたい。
だがその中にも、幌野君が言った言葉が流れていた。
【普通の八重が好きだ】
その言葉が聞こえた方へ向くと、明るく陽の光が指すように暗闇が晴れてきた。
眩しい…
冷えてた心がほんの少し暖まるのも恐怖を感じてしまう。
そのうちに、僕を呼ぶ声が聞こえて目が覚めた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
30 / 302