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目覚め
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夢の後に目を開けると、
目の前に秋ちゃんがいた。
秋『気がついたか?』
遙『…ごめん!気失って…迷惑かけた。』
俯いて言うと困った顔をして笑った。
秋『ばーか、迷惑なんかかかってねぇよ』
秋ちゃんはこんな僕にでも優しい。
遙『…帰ろーかな』
秋『は?なんで。』
遙『いや、うん、帰る。』
何時もなら秋ちゃんは止めないけど、
秋『駄目。』
珍しくダメと言ってきた。
遙『だめって…なんで!』
秋『またいつ倒れるか分からないし危ないだろ?
そんなお前を一人に出来るほど俺はばかじゃない』
真剣に目を見て言われた。
その瞬間ジンと目頭が熱くなった。
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