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はじめて
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なんでこんな…
秋がここまで引こうとしなかったのは初めてだ。
遙『放っ、ておいて…』
秋『やだね。』
悩まずにすぐに帰ってくる言葉。
遙『秋、お願い』
秋『はぁ…』
ビクッ
とうとう愛想つかれたのかと怯えて体が震える。
遙『ごめな、さ…』
涙が溢れそうになり、全身の血の気が引いていく。
そんな僕の様子を見て秋は耐えきれなくなった。
秋『バカ!!もう我慢の限界だ!!
俺がどれだけお前と一緒にいたと思ってんだよ…
親友は大切にしたい。
今帰らしたら一生会えない気がして、怖いんだ…。』
遙『しん、ゆう…秋…』
秋の言葉の意味が理解出来て、心にじんわり染みてくる。
僕はその場に崩れ落ちて泣いた。
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