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利騎『あの教科担つまんねーよな』
遙『うん。』
……
利騎『体調は?』
遙『元気だよ』
………
こんな感じで、
次の休み時間も、その次の休み時間も幌野君に話しかけられたが顔は見ずに一言で済ませた。
ーそしてお昼休みー
とうとう痺れの切らした幌野君。
利騎『お前なしたの 』
?!
すごいキレてる…
遙『何も?』
利騎『なんでこっち見ようともしねぇの?
お前は俺のって言ったこともう忘れたのかよ』
教室中はざわざわしている。
遙『違うでしょ?幌野君のは倉敷さんって言ってたでしょ?』
利騎『は?要?!』
『えっ、別れたの?!』
『なになに喧嘩?』
『倉敷って、あの?!』
『そういえば最近利騎君と要ちゃん仲良しだよね』
『じゃあハルは今フリーなの?!』
『えっ、じゃあチャンスじゃん!! 』
そんな会話が聞こえて、幌野君は額に青筋を浮かべそうな程に怒っている。
要『へー、よく分かってるじゃないの。
利騎は僕ので僕は利騎のだし。』
利騎『おまっ…俺はお前のじゃねぇよ』
要『どうして?ずっと一緒だったじゃない』
遙『てか、僕秋ちゃん待ってるから行くね。』
幌野君が何かを言おうとする前にすぐ教室を出た。
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