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久々の帰宅と更なる恐怖
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僕は自分の家の鍵を開ける。
誰も、いないよね?
玄関には靴は一足も置いてない。
…ということはお父さんはいない。
そこでほっとしたのが間違いだった。
ガチャっ
リビングへの扉を開けると、僕は息を飲んだ。
遙『ッ…ぇ…う、そ…。』
キッチンからリビングにかけて、ガラスモノ全てが割られていた。
コップやお皿、花瓶に鏡…全て。
時計も。
足の踏み場がないくらい散乱していた。
これは、空き巣とかでもなく…お父さん?
証拠に、テーブルにはお金が置いてあった。
僕がいなくて怒った?
それとも僕がいてもこうなってた?
そうだとしたらもしその時僕がいたら…そう考えるととても怖い。
体の震えが止まらなかった。
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