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自分の持ち場について作業を始め、4時間ほどが経った
「 ぁ┈┈っ┈┈」
悠は目眩に襲われていた。
貧血だろうか。
「 っ、┈┈頭痛い。」
ボソリと呟く。
しかしそれに言葉を返すものなどいなく、段々と息が荒くなる。
バイトが終わるまであと2時間だ。
┈┈
体調が悪いのを無視して作業を進め、やっと4時を知らせるアナウンスが流れる。
2時間がものすごく長く感じた。
なんだか寒気もしてきて、早く寮へ帰ろうとふらつきながら歩き出す。
いつもは20分で着く学園はとても遠く、途中で休憩を挟みながら歩いたためか、学園についた時には5時になっていた。
早く部屋へ戻らないと、同室の金城くんがもしかしたら起きてきてしまうかもしれないと焦り始める。
でも身体は思うように動いてくれなくてゆっくり歩くのがやっとだった。
やっとの思いでたどり着いた103号室の扉を静かに開ける。
中はシンとしていてまだ金城くんは起きていないのだと少し安心する。
「┈┈ハァ┈┈ハァ┈┈っ! 」
でも、あと少しで自室という所で悠の意識は途切てしまった┈┈┈┈
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