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「……じゃあ、うん、わかった。一回をたくさんすればいいんだ。そしたら、回数は少なくて済む」
「……一回を、たくさん?」
「うん。一回を、一日中するってこと」
「…………は?」
違う。そういうんじゃない。
そんなのは、早く終わらせるって意味じゃない。
「ね、侑太郎、力抜いて」
「……ぁ、待って、一日中って…っ!」
俺の反論を遮るように、奏英の張り詰めた熱が中へ入り込んでくる。
それはやけにゆっくりで、体を気遣っているのか、それとも形を馴染ませたいからか、わからない。
すでに奏英に慣らされた体は、奥へ入るたび、勝手に快楽を感じ取る。
「ぁ……は……っ……」
「いっぱい慣らしたから…全部、入っちゃったね……」
全部……?
奏英がほんの少し腰を揺らすと、肌と肌が触れ合う感覚。本当に、奏英のものを根元まで受け入れてしまったんだ。まだ、始めなのに…。
ぎちぎちに限界まで広げられた後孔が、奏英が動くことによって水音を立てる。
「侑太郎の中……狭くて…すごい、きもちいい……」
「っく…、ンッ、ンぅ、……ッ!」
中を拡げようとしているのか、テーブルごと大きく揺らされ、ガタガタとうるさくなる。下の住人に聞こえやしないかと心配しながら、必死に声を殺した。
背後からのしかかるように犯されると、昔に見たAVを思い出す。あれは確か、キッチンだった。それに、男同士なんかじゃなかったけど…。
「侑太郎…っ? なんで声、我慢してるの…」
「っ…だって、隣…聞こえたら、」
「……ああ…」
すると、奏英はそんなことかとでも言いたげに笑った。
それから、急に俺の腰を掴み引き寄せる。
「じゃあ、いっぱい我慢してね」
「っは……? ぁ、…ひ…ッ…!」
ズクリと腸内を抉り出すような奏英の突き上げに、思わず声が出てしまいハッとする。待って、と懇願する間にも奥を突かれ、まるで声を出して欲しいかのように胎の中を攻め立てられる。
なんで、声を出したらまずいのはお前の方だろうが…!
「ぁ、待…ッ、ゃ、止まっ、て…!」
「凄い…中、ビクビクしてる」
「ふ…ッ、ぅぅ…! ぐ、」
背中に落ちる奏英の声に、勝手に俺の中が奏英をキツく食い締める。
「ッン……ぁ…動くなって……!」
「やだ。ほら…っ、ちゃんと声…我慢して?」
やっぱり、こいつ…嫌だ。気持ち悪い。AVみたいなこと言いやがって…。
奏英はわざとらしく、前立腺を擦り上げながらねっとりとした抜き挿しを繰り返す。動きが遅い分、快感が長く続いてしまい、抜かれていく時は、全身が泣きたくなるくらい強烈な熱に包まれる。
本当に俺…どうしちまったんだろ…。
……だめ……だめだ。…きもちいい。ずっとこうしていたいくらい……。
「…ぅ、ん……ッ」
「あ…侑太郎、指噛んだらダメだよ。それなら、僕の指にして」
「え、ぁ、」
声を抑えるために噛んでいた指を取られ、代わりに奏英の指が俺の口内に入り込む。
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