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FBに猫耳と尻尾が!?そして両思いでした①
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FBside
なんかお尻と頭が痒くて起きた。
いつもは聞こえない音も聞こえて
なんか、煩いんだけど…
俺この年になって急に耳よくなったのかな…
取り敢えず顔洗おう…
「 えっ 」
「 ぁ、あ、ぅ、あああぁぁッ!? 」
え、?俺の目に今猫耳と尻尾が見えるんだが…
あ、え、ん??俺は猫になったの?え、?
今ちょっと戸惑い過ぎて…えぇ…?
ど、どうしよう…なんでいきなり生えてきたし
昨日何かしたっけ…?ちょっとお酒飲んで
その後…あ、あれのせい??んな馬鹿な…
「 猫って可愛いし、自由でいいなぁ
猫になったら…きっくんと居れるかも… 」
なんて思ったけど…まさかそれ?
だとしたらラッキーなのか良くわかんねぇな
取り敢えず調べてみよ…
うーん…人間が猫化なんて無いよなぁ。
そりゃそうだな……小説とかしか出てこない
今日は家に閉じこもるかなぁ
猫耳と尻尾、誰かに見られたくないし…
きっくんに話してみようかなぁ
きっくん、俺のこと、少しは……
くるしいなぁ。片思いって。
きっくんの事、好きになって…7年くらいかな
なんで諦めれないんだか、わぁかんね。
俺は勇気がないから。告白も出来てないし
振られるの分かってるから、なんか…怖い。
何があっても告白はしないつもり。
きっくんとの関係壊れたら嫌だし?
きっくんに、会いたいなぁ…
ピンポーン……
っ、?誰だろう?
今日は実況、撮らないよな…?あれ、?
「 はーい 」
き「 俺だよー!開けろー!寒い!! 」
き、きぃ、きぬっくん!?
え、ど、どうして来たの、!?
き「 早く開けてー!さむーい!! 」
「 ちょ、ちょっと待って!今開けるから! 」
パーカーのフードを被って隠す。
深呼吸をする。
大丈夫、大丈夫、大丈夫。大丈夫!!
ドアを開ける……今日のきっくんもかっこいい。
き「 いきなり雨降ってきてさぁ!!
FB?家ん中でフード??(笑) 」
「 きっくん、なんで来たの?
今日実況撮る予定とかないよね…?」
き「 んー、暇だったから?それと
俺んちの近くで火事があってさ。」
「 え!?火事?平気だったの? 」
き「 大丈夫だった!けど近い所だから
1週間くらい、違うところ泊まれってさ 」
「 そうなんだ……良かった。きっくんの家が
燃えてなくて。あ!服とかびしょびしょだね
服貸すから、お風呂入ってきなよ」
き「 おう!FB、なんかお尻と背中膨らんでる? 」
「 え、そ、そう? 」
き「 …今フード動いた、?」
やばい、バレる。話逸らさなきゃ。
バレたら引かれるどころか、嫌われちゃう……ッ
「 か、勘違いでしょ!それより早くお風呂に…
風邪引いちゃうよ?」
き「 何隠してんの。教えろ! 」
「 な、なんもかじゅびべじゃいぼ!! 」
盛大に噛みました…
なんも隠してないよ!って言いたかった。
き「 怪しいな…えいっ!」
やば、フード取られ…た……
あ…バレちゃった
き「 え…なにこれ、コスプレ? 」
「 っ、きっくん……え、ちょ、触んな! 」
き「 え、本物!?ってこっちは尻尾!? 」
「 っあ、さわんなぁ…!」
うぅ…耳としっぽ、触られると
なんか、変な感じする…!!
くすぐったいって言うか。
あそこ、きゅんってする
そろそろ、止めないと…声出ちゃうからッ!
き「 うわぁ、耳も尻尾もふわふわだ… 」
「 きっくん…もうそろそろ止めよッ? 」
き「 やだ。」
「 ッも…止めろって言って、んぁっ…ッん! 」
電流が走ったみたいな感覚がして
抑えきれずに声が出た。
慌てて手で口を抑えたけど手遅れ
きっくん目を見開いてるし。
きっくんが止めないからだよ…ばかぁ…!!
き「 今の、なに?女の子みたいな声出して…(笑) 」
「 きっくん言わないでよ…!う、っ…ばかぁ! 」
なんか泣けてきた…
うわぁ、これ確実に面倒臭いやつだ…
き「 え、FB、泣かないで、ごめん…!
えと、お風呂入ってくるわ、! 」
行っちゃった……
いいや、バレちゃったなら
パーカー、脱ご。
きっくんの目の前であんな声出すとか…
恥ずかしくて死にそう。
今確実に顔が赤い。体温上がったもん。
さっき、あそこきゅんきゅんしたのって
なんでなんだろう?
あ、あんま、おなにーなんて、しないし…
そこまでしたこともない…から、よく分かんない。
おれ、どんだけぴゅあなの!?
お、おなにーするのは男なら当たり前で…!
今はきっくんがいるし…っ恥ずかしい!!
でもでも!もうた、たっちゃったし…っ
なんて考えてたから
きっくんがお風呂から上がってたの気付かなかった
き「 あー、暖かかったぁ。サンキュー! 」
「 うわっ!?びっくりした…… 」
き「 …お前勃ってんじゃん。俺違う部屋行くから
抜けよ。終わったらちゃんと始末しろよ 」
え、あ、え、?
ちょ、まってまって
俺が片手に入るくらいしかしたことないんだって。
どうしたらいいか、教えてほしいんだけど。
だ、だって前やったのは…
ちょっと触ったら出ちゃったし…
片手に入るって言っても3回とか、しか…!
「 きっくん…お、おれにッ、教えてほしい、です…! 」
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