アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
FBのピンチ〜あろまと涙と愛を添えて〜 ②
-
FBside
きっくんが寝た。
きっと俺の電話で起きて
慌てて車を飛ばして来てくれたんだろう。
よし、編集しますかぁ!
ヘッドホンを付けて動画を流す。
動画の中では、こんなに子供なんだな…きっくん
さっき俺を助けてくれた時は凄くカッコよかった。
あ、ここきっくん死んだ…テロップ入れとこ。
えおえお、声小さいよー!拾うの大変だよー!!
ってまたきっくん死んでるし。
なんでこんな子供っぽいのに俺とするとき
あんなイケメンなの……ずるいわぁ
んーと、ここ俺が噛んであろまが突っ込んだから
テロップ入れるか。
よし、終わった!
今回は1時間か。疲れたぁ
きっくんの寝顔見よう…
あれ…?きっくん泣いてる…
嫌な夢なのかな。起こした方がいいよね…?
「 きっくん、起きて…きっくん! 」
き「 ん、ん……ゔぁ… 」
「 きっくん起きて!きっくん!!起きて! 」
き「 ん…ぁ、えふび…良かった… 」
「 ぅわっ、びっくりした…悪い夢見てたの? 」
いきなりぎゅーってされた。
きっくん汗かいてる…大丈夫かな
き「 黒い人にFBが連れ去られて、追いかけても
追いつけなくて。FBが泣いて俺の名前呼んでた 」
「 え、そんな悪夢見てたの…?よしよし
俺はきっくんのそばにいるからねっ 」
き「 うん……FB、離れんなよ? 」
「 もちろん…きっくんこそ、離れないでね? 」
き「 おう!FB、編集してたん」
「 あ、うん…溜め録りしてた分。
もう予約したから大丈夫だよー 」
き「 んー、FBはここきて。」
「 んっしょ……どしたの? 」
ベットに上がって、きっくんの隣に行く。
手を握られててちょっと恥ずかしい……
き「 FB、えおえおも誘ってさ
旅行行かない?箱根とか。」
「 いいね。けど…これどうするの…? 」
これ、猫耳と尻尾ね。
き「 んー、まぁ隠せば平気っしょ。
FB…あろまも誘っていい? 」
あろま……名前聞くだけで思い出しちゃう
けど…あろまは友達でメンバーだから…!
「 ぅん。いいけど…あろまと一緒に居たくない…
だから…きっくん、一緒にいて? 」
き「 ん、よし!そうと決まれば荷物まとめよ! 」
「きっくん、いつ行くの?」
き「明後日!」
「 へっ…?あ、あさってぇ!?はやっ 」
き「 FBなら断らないだろうなって思ったから
もう事前に旅館には予約してるし。
あろまとえおえおにも連絡してる。」
き「 まさかFBを襲うとは思ってなかったけど 」
「 準備いいね……あ、きっくん。ちゅーして…?」
き「 ん…、」
「 んぁ…っんむ、んぷ、ぁ…ん…ん…ぷはぁ/// 」
き「 ん、は …FB、可愛いよ 」
「 きっくん、あんまり、かわいいとか言わないで
恥ずかしいから…!/// 」
き「 はは、でも可愛いもんは可愛いじゃん?
FBはカッコイイとかじゃなくて可愛いのよ。」
「 えぇ?カッコイイの方が良いよぉー 」
き「 FBは可愛くていいの。ほら荷物まとめて!」
「あっ、うん!」
箱根に行くのか。やったね!
最近、旅行とか行ってないし
きっくんと一緒だし……!楽しみ。
よし、服とグラサンと…
よっしゃ、準備できた。
「 きっくぅーん!じゅんびできたぁー! 」
き「おお、そっか。じゃあ明日に備えて寝よう」
「 あ、そっか…もう夜だったんだ…
えへへ、きっくんおやすみなさーい 」
き「 おやすみ…えふび… 」
ちゅってされた。おでこに。
うー!おでこじゃなくて、くちびるがいいのにぃ
「 きっくぅん!くちびるがいい…… 」
き「 はいはい。ん… 」
「 んッ……は…ぁ…えへへ、ありがと…! 」
きっくんのちゅー好き。
落ち着くし、不安とかが全部無くなる感じ。
あろまにされた時は…苦しくて不安だらけだった
やっぱきっくんしか愛せないんだなぁ…!
目を閉じた。
旅行の事を考えてるうちに
寝ちゃったみたい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 28