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『俺…慎が描いた絵見るの好きだよ。斬新で、いつも新しいテーマを探してて、心の奥が暴かれるみたいで、綺麗で、とっても好きだし、自慢に思ってる。』
沈黙の後彼はやや掠れた声でそう言った。
俺が描いたスケッチブックを2人で休日に見ることもある。
彼はページをめくるたびに満されたように微笑んでいた。
恋人に自分の好きなものが褒められるのはひどく嬉しかった。
だから、俺はやりたかったことと向き合おうと思えた。
『でも、それとこれとは話が別だ。』
俺の絵を褒める顔とは全く違う顔で彼はそういった。
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